
彼に「復縁したい」と思わせたい。
そう考えたことがある方も多いのではないでしょうか?
彼との復縁を目指して、
- どうすれば復縁できるのか?
- 彼は今どう思っているのか?
- 彼は今何を考えているのか?
と悩んでいる女性は意外と多いものです。
そしてそれは、彼との関係が不倫だったとしても同じこと。
上手くいかないことや失敗してしまったことなど、復縁を目指していると本当に色々なことがありますが、泣いているだけでは復縁はできません。
彼に自分との関係をどう思わせるか…ということも、復縁を実現させるためには必要なことになるので、この記事では男性心理を利用し、彼に復縁したいと思わせる7つの方法をご紹介していきたいと思います。
1.不倫別れから復縁したいと思うまでの男性心理の流れ
はじめに、
- どういった流れで復縁したいと思うのか?
- どのような心理の変化で復縁したいと思うのか?
以上の2つを確認していきましょう。
1-1.不倫が終わったことにホッとする
まず第一段階。
不倫を解消した直後は、
- バレるかもしれない
- 誰かに見つかるかもしれない
と、緊張して過ごしていた生活から解放することから、安心感が生まれ、しばらくはホッとしながら生活をするケースが多いです。
不倫恋愛は常にプレッシャーがついて回る恋愛の形なので、どれだけ関係が長くなってきたとしても、バレることに対する警戒心はゼロにはなりません。
そのため、不倫解消直後の男性は、不安やプレッシャーから解放されホッとしている人が多く、復縁を考えることが難しい心理状態にあります。
1-2.別れたことを後悔しないためにあら探しをする
別れてからある程度(1週間ほど)時間が経つと、あなたと別れたことを本当の意味で実感するようになります。
これまでは、別れているんだけど、ホッとしている気持ちが勝り、本当の意味で別れを実感できるケースは珍しいです。
しかし、本当の意味で別れを実感すると、「別れたことを後悔したくない」という気持ちから、相手の悪い部分を探し出していく男性が非常に多いです。
これは、自分が後悔したくないためという理由もありますが、
- ここが悪かったから
- 約束を守ってくれなかったから
と、「別れたことで自分が悪者になりたくない」という男性特有の心理も少なからず影響しています。
また、男性はかつて狩りに出ていた名残から、
- 俺はこんなに大きな獲物を捕った!
- 俺はこんなに強い獲物を捕った!
と、自分が捕らえた獲物の大きさや強さを競い合う「競争心」が残っています。
これは恋愛においても同じで、「自分が離してしまった女性は、とんでもなく良い女性だった」と思いたくない心理(他の男性に負けたくない心理)が働くことも、あら探しをする理由のひとつです。
1-3.日常生活に物足りなさを感じ始める
不倫をする男性の多くは、少なからず日常生活に物足りなさを感じています。
例えば、
- 家庭内での境遇
- 妻とのセックスレス
- 女性に男性として見られないこと
などなど。
一時の感情(性欲や一目惚れなど)で不倫に走る男性も少なくはないですが、そういった場合でも、不倫をしてもう一度恋愛をし、その恋愛が終わることで、日常生活に物足りなさを感じるようになるケースが多いです。
不倫解消後、ホッとし安心した生活を送っていましたが、心理が変化していくと、
- 職場と自宅を往復する生活
- セックスのない生活
- 自分のことを男性として見てくれる女性がいない生活
などに物足りなさを感じるようになるので、不倫をしていたころに感じていた「刺激」を求めるようになります。
1-4.マイナスイメージが薄れてくる
ここまで心理が変化していくと、別れた直後に探していた悪い部分に対する印象が薄くなり、あなたに対するイメージも回復していきます。
また、冷静に考えられるようになるのもこの時期なので、相手にも悪い部分があったけど自分にも…とも考えられるようにもなります。
- ここが悪かったから
→俺もあそこが悪かった - 約束を守ってくれなかったから
→彼女の気持ちを考えられていなかった
というような感じですね。
復縁担当
でも、復縁に失敗する女性の多くは、マイナスイメージが薄れる前の段階でアプローチをしていたり、さらに印象が悪くない行動をとってしまっていることが多いから、ここまで心理が変化するまで我慢することが復縁するためには必要になるかもしれないわね。
1-5.いい女だったと思う始める
あなたは「思い出補正」という言葉を聞いたことがありますか?
よく思い出は美化されると言われますが、それを表した言葉ですね。
人間は過去の出来事を思い返す時に、無意識のうちに悪い記憶を抑制し思い出さないようにしています。
これは、悪い思い出ばかりを思い返して、自分を壊してしまわないための脳のメカニズムが影響しています。
そのため、あなたとの関係を冷静に考えられるようになった彼にとって、あなたとの思い出はかなり高い確立で良い思い出へと変わっている可能性が非常に高いです。
- 何度も連絡をしてきた
→それくらい自分のことを思ってくれていた - 別れ際にいつも泣かれた
→涙は流していたけど、気を使わせないために必死にこらえていた - 結婚を何度も迫ってきた
→既婚者の俺との結婚を真剣に考えてくれていた
というように。
上記はあくまでも例ですが、彼にとって負担になっていたことや不満に感じていたことが、良い思い出に補正されるようになるので、「いい女だった」と思うようにもなります。
また、不倫恋愛の場合、常に恋のライバルがいる状況であり、負けたくない相手がいる状況での恋愛になるので、多くの女性は彼にとっての理想の女性像を目指しすぎてしまう傾向があります。
そのため、「いい女だった」と感じることが、未婚者同士の恋愛と比べると圧倒的に多く、その気持ちの強さも非常に強いことが多いです。
1-6.復縁したい気持ちが芽生える
ここまで気持ちが変化したら、おのずと「復縁したい」という気持ちが芽生えます。
また、ここで感じる「復縁したい気持ち」は、性欲や独占欲など衝動的な気持ちからくるものではなく、純粋に
- もう一度あなたと一緒になりたい
- もう一度あなたの優しさを感じたい
- もう一度あなたの愛情に触れたい
といったような、恋愛感情であることが多いです。
このように、「別れ→復縁したい」と単純な心理の変化で復縁したいと感じるのではなく、いくつもの心理の変化を経て、復縁したいと感じるようになります。
2.男性心理を利用し、彼に復縁したいと思わせる7つの方法
男性心理の流れを確認できたところで、ここからは本題の男性心理を利用し、彼に「復縁したい」と思わせる方法を見ていきましょう。
「男性心理を利用する」と言うと聞こえは悪いですが、彼の心理を理解し、心理状態に合った行動ができているかどうかで、復縁できる確立はかなり変わってきます。
また、彼と復縁するためには、「自分の気持ちを伝えること」よりも「彼にもう一度やり直したい」と思ってもらうことのほうが圧倒的に重要なので、ぜひ確認してみてくださいね。
2-1.冷却期間を置く
当サイトではこれまでにも繰り返し冷却期間についてお伝えしてきましたし、おそらくあなたも
- 復縁するには冷却期間が必要!
- 冷却期間を置けば復縁できる可能性が高くなる!
というようなことが書かれている記事を読んだことがあるのではないでしょうか?
冷却期間は全ての方に必要になるわけではありませんが、やはり多くのケースで必要になってきます。
主な理由は以下の3つ。
- お互いの関係を冷静に見つめ直すことができるようになる
- マイナスイメージを薄れさせることができる
- 復縁するための準備をすることができる
基本的には、上記でご紹介した心理の変化を作るために冷却期間を置くのですが、その他にも自分が復縁するための準備(別れた原因の改善や自分磨きなど)を行うための期間でもあります。
また、不倫恋愛の場合では、「不倫相手の家族の監視が緩ませることができる」ということも、冷却期間を置くひとつの目的に当てはまりますね。
別れた直後で心理が変化していない状態で復縁を目指すのと、冷却期間を置き心理がしっかりと変化した状態で復縁を目指すのとでは、結果はまるっきり違うので、冷却期間が必要なのであればしっかりと冷却期間を置くことが大切です。
もし、冷却期間を置くべきか悩んでいるのであれば、「不倫関係だった彼との復縁に冷却期間は必要?4つの効果と期間を徹底解説」から冷却期間の必要性を確認してみてください。
2-2.「彼を追うこと」をやめる
先ほど少し、かつて男性が狩りに出ていたことの名残についてお話しましたが、狩りの名残で、男性は「追うこと」を本能的に求めています。
恋愛でも、「追われる恋愛より追う恋愛」を本能的に求めている…ということですね。
また、追われていることに気がついた場合は、
- 今じゃなくても復縁できる
- その気になればいつでも復縁できる
- キープしておいても追ってくる
といったような「余裕」を与えてしまう原因にもなります。
そのため、彼との復縁の可能性を最も高くする方法は、あなたの気持ちを彼に伝えたり、未練を感じさせることではなく、彼に追ってもらうように仕向けていくこと…です。
つまり、あなたが彼に追われる立場になるということですね。
もちろん、その立場になることは簡単ではありませんが、追うことをやめなければ彼に追われる立場になることはできません。
2-3.今よりもずっといい女を目指す
彼に復縁したいと思わせるためには、別れた時と同じ状態をキープするのではなく、もっともっと良い女性を目指していくことが大切です。
女性としても人としても魅力的になっているからこそ、
- もう一度あなたとやり直したい
- もう一度あなたと恋愛がしたい
- 復縁してあなたと過ごしたい
と思ってもらうことができます。
「不倫関係だった男性との復縁を目指す前に確認したい5つのこと」でも書きましたが、成長や変化は、復縁を目指す上で最強の武器になります。
2-4.都合のいい女にはならない
彼と復縁したいのにできないつらい気持ちから、都合のいい女でもいいから一緒にいたいと思っていませんか?
- 体だけの関係でもいいから…
- 私のことを好きに使っていいから…
そう思って、彼にとっての都合のいい女になっている女性はかなりたくさんいます。
でも、これは彼にとっても甘えですし、あなた自身にとっても甘えです。
あなたが本当に望んでいる彼との関係は、きっと都合のいい女ではないはずです。
そして、都合のいい女になった後、つらい思いをするのはあなたであり彼ではありません。
また、都合のいい女になることで「復縁する意味」が薄れることになるので、当然、「復縁したい」という気持ちも芽生えづらくなるので、復縁できる可能性も低くなります。
2-5.彼のことを頼る
男性は守りたい女性や守ってあげたくなる女性に惹かれるので、つらいことがあった時に、彼を頼ってみることもひとつの手です。
天然でどこか危なっかしい女性が男性から人気があるのも、「守ってあげたい」という心理が働くからですね。
なので、もしあなたが今、つらいことがあって彼のことを頼りたいのであれば、悩みを打ち明けてみるのも「復縁したい」と思わせるためのきっかけになる可能性があります。
ただ、ひとつ注意したいことは、彼への思いが原因で感じている悩みは避けたほうがいいですね。
先ほども書いたように、未練を感じさせることは彼に余裕を与えてしまう行為であり、復縁から遠ざかってしまう行為です。
そのため、彼のこと以外で、
- 俺が守ってあげなきゃいけない
- 俺がついてなきゃいけない
と思ってもらえるような相談がベストですね。
2-6.彼から連絡がきたらなるべく自然な返信をする
別れてから、彼のほうから連絡がきた方もいるのではないでしょうか?
彼からの連絡はチャンスであることは間違いないですが、チャンスだからこそ、焦らず冷静に返信をすることが大切です。
ここで、彼からの連絡を待っていたことが伝わるような返信や、あえて彼のことを突き放すような返信をしてしまうと、復縁から遠ざかってしまうことが多いです。
- 未練が伝わるような返信
→余裕を与える原因に - あえて突き放す返信
→未練が全くないと思われ諦めさせる原因に
といった感じですね。
彼からの連絡では、アメ(未練が伝わる返信)もムチ(突き放す返信)も与えるべきではありません。
嬉しい気持ちや駆け引きをして一気に気持ちを引き寄せたい気持ちを抑えて、男友達に返信をするような感覚で、自然な返信をすることが大切です。
こうすることで、
- 別れたことをどう思っているのか?
- 俺のことをどう思っているのか?
- 今何を考えているのか?
と、彼の中に疑問を生ませることができるので、あなたのことを考える時間が必然的に長くなります。
その結果、疑問が関心へと変わり、関心が未練へと変わり、未練が復縁願望へと変わっていきます。
2-7.あえて他の男性の存在を匂わせる
これは最終的な手段というか、賭けに近い手段ですが、あえて他の男性の存在を匂わせることで、彼の嫉妬心に火をつける方法もあります。
嫉妬のストラテジーという心理学を利用した方法なのですが、他の男性の存在を匂わせ、あえて嫉妬させることで、
- 他の男性に取られるかもしれない
- 今動かなければもう二度と会えないかもしれない
と、焦りを誘発させます。
その焦りから、彼に半ば強制的に復縁するために行動してもらう…というテクニックですね。
ただこの方法は、上手くいけば復縁にグンッと近づくきっかけにもなりますが、逆に彼の気持ちが離れていってしまう可能性もゼロではありません。
リスクの高い方法なので、この方法を試す場合は「これでダメだったらキッパリと諦める」覚悟が必要かもしれません。
3.復縁したいと思わせることは難しい…
今回は、男性心理を利用し、彼に復縁したいと思わせる方法をご紹介しましたが、お役に立てましたでしょうか?
復縁したいと思わせることは、復縁するための最初のハードルであり、最も高いハードルです。
そのため、簡単に思わせることはできませんが、彼に復縁したいと思わせることさえできれば、後は着実に他のハードルを飛んでいくことで復縁に辿りつくことができるはずです。